コードブルー 冴島はるか③「恋人」
毎週楽しみにしていたTVドラマ「コードブルー」が終わって丁度1週間。
新聞の番組欄を見て見慣れた、その番組名が無いのは非情に寂しい・・・
そう言えば、ちまたでも卒業シーズン。
出会いがあれば別れが必ず訪れるもの・・・
その別れの形が幸せな思い出として残るものなら好いのだけれど。
はたして冴島はるかの場合はどうなのだろう・・・・?
病院の片隅で、まるで人目をはばかる様に電話をしている冴島はるか。
えーっ・・・もしかして恋人??
と、思いきや相手は女性の声で「たまには顔見せて」と・・・
冴島が不承不承行く約束をすると相手の女性は「ありがとう悟史も喜ぶわ!」と・・・
以前「恋人は半年前に亡くなった」
と、話していたので当初、悟史ちゃんと言う子供の親か、それとも何処かのマザコン男に付きまとわれているのかと思っていました。
それにしても電話が終わった時の憂鬱な、はるかさんの表情・・・・
工場での爆発事故があり、会いに行く約束を果たせなかった冴島は夜の誰も居なくなった暗い病院の待合室で電話でその旨を相手の女性に話していた。
ふつう恋人でも子供でも本人と直接話すやろ!?
なんで何時も、この母親らしき女性を介して話とんねん??
こらぁ相手側はそうとうなマザコンに違いありませんねぇ・・・
電話が終わって物思いにふける冴島はるか・・・
ある日、病院に冴島を訪ねて訪れた車椅子の男性!付き添っているのは母親で、そう!あの電話の女性。
二人は白石先生に冴島はるかに会いに来た旨を話し、白石先生は後でその事を冴島に話す。
・・・ところが・・・冴島はワザと避けている様子で会おうとしない。
待合室を通りかかった時に二人を見かけるが、遠巻きに見るだけで会わなかった・・・
その表情からは、ただ単に会うのをためらっているだけではなく一種の怖さ(恐怖心)を伴っている様にもみえる・・・。誰!??年齢からして・・やっぱり恋人??冴島の事が気にかかる藤川先生が「もしかして恋人!?」
と、茶化しながら聞いた時に冴島はそうだと答える。しかし、その表情は限りなく暗い・・・。
ところが、冴島を訪ねてきていた恋人の悟史が不注意で転倒し救命の御世話に。
ここで「田沢悟史」なる人物の大まかなプロフィールが判明。
「田沢悟史29歳、ALSです。血液型はO型RH+・・・・」
と軽快に、かつハッキリと冴島が診察する黒田先生に報告していました。
ところで、このALSとは筋萎縮性側索硬化症と言う難しい名前の病気の略。
ALSの他に一般に、この病気にかかった有名な大リーグ選手の名前を取って「ルー・ゲーリッグ病」とも呼ばれ
筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡すると言われる難病。
有効な治療法は確立されていないばかりか人工呼吸器を使用した延命治療を施しても麻痺は進行し、末期には眼球運動も麻痺し、本人意思の確認は極めて困難になる。(人工呼吸器装着に伴い、会話ができなくなると、眼球運動を介助者が読み取り、文字盤を利用するなどしてコミュニケーションを行う)
発生程度は1年間に人口10万人当たり2人程度が発症すると言われ男性が女性の2倍ほどを占める。
最近の欧米の研究により大麻の薬効成分が治療に有効であることが明らかになりつつある。アメリカの一部や欧米では治療に大麻を使用することが合法になりつつある。
ところで先ほどからマザコンと失礼な発言お許しくださいm( )m
電話が出来ないのは出来ない訳(病気)があったのですね! ここで、悟史の首のキズ跡から半年前に自殺を図った事も判明!
冴島の「半年前に亡くなりました」発言の意味も大筋分かってきました。
私には幸せなことにまだそういった経験はありませんので想像にすぎませんが
大切な家族や恋人が不治の難病にかかったとしたら・・・当然一番辛いのは本人。
しかし、ある意味本人以上に辛い思いをするのは家族や恋人なのではないでしょうか?
そう、家族や恋人は辛い気持ちを隠して患者を支えてあげなくてはいけないから。
半年前、悟史が自殺を図るまでは「はるか」も努めて明るくふるまい悟史を支え続けていたに違いない。
しかし悟史は・・・支えてくれている人達の思いを受け入れず、一人旅立とうと・・・・。
はるかには、その行為がとても悲しかったに違いない。
ここまで決意をかためて支えて行こうと言う思いが悟史には伝わらなかったのか・・・!?
そう考えた時、悟史の自分への愛が薄っぺらな安物の愛に感じられたに違いない。入院した悟史の世話をする冴島が悟史に言う
「仕事の合間に貴方に会いに行くのが苦痛だった・・・でも行かずに冷たい女と思われるのも嫌で・・・。」
「私には貴方が重荷だった・・・私には私の人生のほうが大事・・何時までも貴方とはいられない。」
悟史が言う
「言うねぇ・・もうあと5年しか生きられない人間に・・・」
はるかは続ける
「もしも、このまま一緒にいたら屹度その5年を長いと感じるようになると思う・・・ゴメンね・ひどいよね・・・。」
と・・・。
この二人の会話の中で、はるかは自身の心の悩みを語っています。
その中でも、はるか自身どうして、こうなったか分からない心のジレンマから自分を責める台詞が多くありました。
冷たい女、勇気が無くて、ひどい女だと認めたくなくて、最低わたし、ゴメンひどいよね。
あんなに好きだった悟史への気持ちが私の中で「どうしてこうなっちゃったんだろう!?」
って、はるかは悩んでいるのだと思います。
半年前、悟史が自分自身を傷つけた行為は、はるかにも大きな傷を与えていたんだなぁと思いました。
・・・しかし、それもまた愛の絆か・・・・・。
退院の日、見送ることの出来ない「はるか」がたたずむ。
そうとは知らない悟史は見送りにでてて来た白石・藤川両先生に、はるかが仲間と上手くやっているか気遣う。
エレベーターが到着して別れ際、エレベーターの壁のメッキ部分に映るはるかに気が付き驚く悟史。白石先生が、もう一度捜してこようか?と悟史に問いかけた時 悟史は少し戸惑いながらも帰ったことだけ伝えて下さいと告げエレベーターに乗り込む。
TVを見ている私にはよく分からなかったが屹度悟史には、はるかの気持ちが分かったに違いない。
それが何かは分からないし、はるか自身もまだ気が付いていない気持ちの変化・・・・。病院を出た悟史。
夏の日差しの中、晴れ渡った大空に出動していくドクターヘリ。
それを見上げる悟史・・・。
悟史は、どんな思いでヘリを見上げているのだろう・・・。
帰って来たヘリに器材の補充を行なう冴島・・・
忘れ物を取りに来た藍沢先生に「恋人の命から逃げ出した私がヘリに乗っていてもいいんでしょうか?」
と、訪ねる。
藍沢は「自分も、自分が一番大事だ・・でも明日もヘリに乗る」と告げる。
晩夏の夕方、オレンジ色に染まる世界に遠くでヒグラシの鳴き声が聞こえてくる。
藍沢が言い終わると、はるかの目から涙が溢れ出す。
扉を閉めて立ち去る藍沢、嗚咽が止まらなくなる冴島、遠くで見守るパイロットの梶・・・悟史に隠してきた思いを告げた今、はるかの中で何かが変わろうとしているに違いない・・・・。
・・・そして秋・・・・
まだ残暑が残る とある病院の裏庭に蟻と戯れる悟史・・・。ふと、人の気配を感じ車椅子ごと振り返ると
そこにたたずむのは、はるかだった。はるかが言った
「明日、来たくなるかどうかはわからない・・でも今日は来たいと思った・貴方の顔を見たいと思った。」その言葉に対して悟史は
「勝手だな・・・最低だな・・・・」 「ゆるすよ」
と・・・・。一番辛いのは病気の悟史本人のはずなのに、その辛さを分かってあげられずに逆に自分へすり替えてしまっていた自分に気が付いたはるか。
その、はるかの気持ちを理解し許してくれた悟史。
はるかもまた、その悟史の優しい気持ちが解り悟史の胸に飛びついて行く。自分の胸にすがりつき泣いている愛おしい「はるか」・・・
出来るなら、この手で抱きしめてやりたい!!
・・・しかし彼の腕は、もう動かない・・・・。
新聞の番組欄を見て見慣れた、その番組名が無いのは非情に寂しい・・・
そう言えば、ちまたでも卒業シーズン。
出会いがあれば別れが必ず訪れるもの・・・
その別れの形が幸せな思い出として残るものなら好いのだけれど。
はたして冴島はるかの場合はどうなのだろう・・・・?
病院の片隅で、まるで人目をはばかる様に電話をしている冴島はるか。
えーっ・・・もしかして恋人??
と、思いきや相手は女性の声で「たまには顔見せて」と・・・
冴島が不承不承行く約束をすると相手の女性は「ありがとう悟史も喜ぶわ!」と・・・
以前「恋人は半年前に亡くなった」
と、話していたので当初、悟史ちゃんと言う子供の親か、それとも何処かのマザコン男に付きまとわれているのかと思っていました。
それにしても電話が終わった時の憂鬱な、はるかさんの表情・・・・
工場での爆発事故があり、会いに行く約束を果たせなかった冴島は夜の誰も居なくなった暗い病院の待合室で電話でその旨を相手の女性に話していた。
ふつう恋人でも子供でも本人と直接話すやろ!?
なんで何時も、この母親らしき女性を介して話とんねん??
こらぁ相手側はそうとうなマザコンに違いありませんねぇ・・・
電話が終わって物思いにふける冴島はるか・・・
ある日、病院に冴島を訪ねて訪れた車椅子の男性!付き添っているのは母親で、そう!あの電話の女性。
二人は白石先生に冴島はるかに会いに来た旨を話し、白石先生は後でその事を冴島に話す。
・・・ところが・・・冴島はワザと避けている様子で会おうとしない。
待合室を通りかかった時に二人を見かけるが、遠巻きに見るだけで会わなかった・・・
その表情からは、ただ単に会うのをためらっているだけではなく一種の怖さ(恐怖心)を伴っている様にもみえる・・・。誰!??年齢からして・・やっぱり恋人??冴島の事が気にかかる藤川先生が「もしかして恋人!?」
と、茶化しながら聞いた時に冴島はそうだと答える。しかし、その表情は限りなく暗い・・・。
ところが、冴島を訪ねてきていた恋人の悟史が不注意で転倒し救命の御世話に。
ここで「田沢悟史」なる人物の大まかなプロフィールが判明。
「田沢悟史29歳、ALSです。血液型はO型RH+・・・・」
と軽快に、かつハッキリと冴島が診察する黒田先生に報告していました。
ところで、このALSとは筋萎縮性側索硬化症と言う難しい名前の病気の略。
ALSの他に一般に、この病気にかかった有名な大リーグ選手の名前を取って「ルー・ゲーリッグ病」とも呼ばれ
筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡すると言われる難病。
有効な治療法は確立されていないばかりか人工呼吸器を使用した延命治療を施しても麻痺は進行し、末期には眼球運動も麻痺し、本人意思の確認は極めて困難になる。(人工呼吸器装着に伴い、会話ができなくなると、眼球運動を介助者が読み取り、文字盤を利用するなどしてコミュニケーションを行う)
発生程度は1年間に人口10万人当たり2人程度が発症すると言われ男性が女性の2倍ほどを占める。
最近の欧米の研究により大麻の薬効成分が治療に有効であることが明らかになりつつある。アメリカの一部や欧米では治療に大麻を使用することが合法になりつつある。
ところで先ほどからマザコンと失礼な発言お許しくださいm( )m
電話が出来ないのは出来ない訳(病気)があったのですね! ここで、悟史の首のキズ跡から半年前に自殺を図った事も判明!
冴島の「半年前に亡くなりました」発言の意味も大筋分かってきました。
私には幸せなことにまだそういった経験はありませんので想像にすぎませんが
大切な家族や恋人が不治の難病にかかったとしたら・・・当然一番辛いのは本人。
しかし、ある意味本人以上に辛い思いをするのは家族や恋人なのではないでしょうか?
そう、家族や恋人は辛い気持ちを隠して患者を支えてあげなくてはいけないから。
半年前、悟史が自殺を図るまでは「はるか」も努めて明るくふるまい悟史を支え続けていたに違いない。
しかし悟史は・・・支えてくれている人達の思いを受け入れず、一人旅立とうと・・・・。
はるかには、その行為がとても悲しかったに違いない。
ここまで決意をかためて支えて行こうと言う思いが悟史には伝わらなかったのか・・・!?
そう考えた時、悟史の自分への愛が薄っぺらな安物の愛に感じられたに違いない。入院した悟史の世話をする冴島が悟史に言う
「仕事の合間に貴方に会いに行くのが苦痛だった・・・でも行かずに冷たい女と思われるのも嫌で・・・。」
「私には貴方が重荷だった・・・私には私の人生のほうが大事・・何時までも貴方とはいられない。」
悟史が言う
「言うねぇ・・もうあと5年しか生きられない人間に・・・」
はるかは続ける
「もしも、このまま一緒にいたら屹度その5年を長いと感じるようになると思う・・・ゴメンね・ひどいよね・・・。」
と・・・。
この二人の会話の中で、はるかは自身の心の悩みを語っています。
その中でも、はるか自身どうして、こうなったか分からない心のジレンマから自分を責める台詞が多くありました。
冷たい女、勇気が無くて、ひどい女だと認めたくなくて、最低わたし、ゴメンひどいよね。
あんなに好きだった悟史への気持ちが私の中で「どうしてこうなっちゃったんだろう!?」
って、はるかは悩んでいるのだと思います。
半年前、悟史が自分自身を傷つけた行為は、はるかにも大きな傷を与えていたんだなぁと思いました。
・・・しかし、それもまた愛の絆か・・・・・。
退院の日、見送ることの出来ない「はるか」がたたずむ。
そうとは知らない悟史は見送りにでてて来た白石・藤川両先生に、はるかが仲間と上手くやっているか気遣う。
エレベーターが到着して別れ際、エレベーターの壁のメッキ部分に映るはるかに気が付き驚く悟史。白石先生が、もう一度捜してこようか?と悟史に問いかけた時 悟史は少し戸惑いながらも帰ったことだけ伝えて下さいと告げエレベーターに乗り込む。
TVを見ている私にはよく分からなかったが屹度悟史には、はるかの気持ちが分かったに違いない。
それが何かは分からないし、はるか自身もまだ気が付いていない気持ちの変化・・・・。病院を出た悟史。
夏の日差しの中、晴れ渡った大空に出動していくドクターヘリ。
それを見上げる悟史・・・。
悟史は、どんな思いでヘリを見上げているのだろう・・・。
帰って来たヘリに器材の補充を行なう冴島・・・
忘れ物を取りに来た藍沢先生に「恋人の命から逃げ出した私がヘリに乗っていてもいいんでしょうか?」
と、訪ねる。
藍沢は「自分も、自分が一番大事だ・・でも明日もヘリに乗る」と告げる。
晩夏の夕方、オレンジ色に染まる世界に遠くでヒグラシの鳴き声が聞こえてくる。
藍沢が言い終わると、はるかの目から涙が溢れ出す。
扉を閉めて立ち去る藍沢、嗚咽が止まらなくなる冴島、遠くで見守るパイロットの梶・・・悟史に隠してきた思いを告げた今、はるかの中で何かが変わろうとしているに違いない・・・・。
・・・そして秋・・・・
まだ残暑が残る とある病院の裏庭に蟻と戯れる悟史・・・。ふと、人の気配を感じ車椅子ごと振り返ると
そこにたたずむのは、はるかだった。はるかが言った
「明日、来たくなるかどうかはわからない・・でも今日は来たいと思った・貴方の顔を見たいと思った。」その言葉に対して悟史は
「勝手だな・・・最低だな・・・・」 「ゆるすよ」
と・・・・。一番辛いのは病気の悟史本人のはずなのに、その辛さを分かってあげられずに逆に自分へすり替えてしまっていた自分に気が付いたはるか。
その、はるかの気持ちを理解し許してくれた悟史。
はるかもまた、その悟史の優しい気持ちが解り悟史の胸に飛びついて行く。自分の胸にすがりつき泣いている愛おしい「はるか」・・・
出来るなら、この手で抱きしめてやりたい!!
・・・しかし彼の腕は、もう動かない・・・・。





























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