1/72 零戦改造型「震電」完成!
・・・はじめに
このプラモ製作記を今年1月に亡くなられたブログ友達の「zumi1093」さんに一番に御報告申し上げたいと思います。 昨年から取り掛かっていた‘零戦改造型「震電」‘が今日完成した。
このプラモ製作のきっかけは、人から「二式水戦」の古いプラモを頂き、作ろうと思ったらメインフロートが無い!!
フロートが無けりゃ二式水戦は無理!でも脚も無いので零戦にも変更不能!
だったら!と言うことで前々から作ってみたかった「震電」を製作してみることにしました。 改造型「震電」の主なデーターは次の通り
全長 9,1m
全幅 12,0m
全高 3,88m
翼面積 29,4㎡
自重 2450kg
発動機 栄二十一型(離昇1,130hp)
最高速度 660km/h(高度6000m)
上昇力 6000mまで5分20秒
降下制限速度 1200km/h
航続距離 2200km
武装 胴体20mm機関砲2門(九九式二号四型固定機関砲、携行弾数各180発)
翼内7.7mm機銃2挺(九七式7.7mm機銃、携行弾数各700発)
「震電」の様な機体構造を「エンテ型」と呼ばれ空力的に優れる半面、主翼が失速しやすく操縦が難しい傾向にある。
とは言っても設計次第で現代ではイスラエル空軍の「クフィル」、アメリカ空軍「F-15 S/MTD」、スウェーデン空軍「サーブ 37 ビゲン」、ロシア空軍「Su-33、34、35、37、47」など名機も多い。
今回、私の製作した「震電」はプロペラ推進力による姿勢制御として垂直翼を機体下面前後に2枚と機体上部に垂直翼と水平翼の特性を併せ持った斜め翼を2枚装備。この前後の垂直翼の操作で急旋回や横スクロールなどが簡単に出来る仕組みとなっている。(※前にプロペラが付いている通常タイプの機体は、プロペラ推進による渦状の気流を主翼や垂直尾翼に当てることにより姿勢制御が出来るが、後方にプロペラを配置すると後方に向けて発せられる推進力となる気流の渦が機体を捻じ曲げようとする症状を引き起こす。事実実際の「震電」に於いても機体は斜めに傾く傾向が強く、これを抑える為には二重反転プロペラを採用するのが最も効果的だが当時の日本の技術では、ほぼ不可能に近いレベルであった様である。) 図1 20mm機関砲弾の携行弾数を増やす仕組み。 図2 主用装備図面
現代の戦闘機では標準装備の搭乗員脱出装置を装備。
また、防弾装備を施した零戦最終型である54型よりも300kgも重い機体となっており降下制限速度向上に向けての機体強度及び対被弾性能を向上させています。
なお、アメリカでも同時代に「震電」タイプの試作が行われていました。(写真下)
カーチス社の製作によりXP-55として試作機3機が製作された。(うち1機は失速試験中に墜落) スペックとしては
全長:9.01 m
全高:3.53 m
全幅:12.36 m
翼面積:21.83 m²
自重:2,882 kg
全備重量:3,597 kg
エンジン:アリソンV-1710-95 液冷V型12気筒 1,275 hp
最大速度:628 km/h
航続距離:1,022 km
実用上昇限度:10,912 m
乗員:1名
武装:
12.7mm機関銃 × 4
と、言う事で、今回の改造型「震電」でのスペックの参考にさせて頂きました。
・・・と、こんな感じでどうでしょうか(^^)
「zumi1093」さん、長らくお待たせしてしまって申し訳有りませんでしたが、こんな感じでまとめてみました。
今回の震災でもzumiさんの事でも痛感しましたのは「人は何時までも居るとは限らない」
と言う事。だから私達は今を、明日を大切にしてベストを尽くさなければならない。
私は甘かったと思う・・出来る事ならばzumiさんが生きておられるうちに完成させて喜んで貰いたかった・・・。
モデラーで無いのに私の下手なプラモデルと、その又下手な解説を何時も楽しいと仰って下さったzumiさん。
zumiさんがまた喜んでくれる事と信じて改造型「震電」を完成させる事ができました。
もし届くなら、天国で私の作った「震電」を見てやってください。
「zumi1093」さん、ありがとうございました。
このプラモ製作記を今年1月に亡くなられたブログ友達の「zumi1093」さんに一番に御報告申し上げたいと思います。 昨年から取り掛かっていた‘零戦改造型「震電」‘が今日完成した。
このプラモ製作のきっかけは、人から「二式水戦」の古いプラモを頂き、作ろうと思ったらメインフロートが無い!!
フロートが無けりゃ二式水戦は無理!でも脚も無いので零戦にも変更不能!
だったら!と言うことで前々から作ってみたかった「震電」を製作してみることにしました。 改造型「震電」の主なデーターは次の通り
全長 9,1m
全幅 12,0m
全高 3,88m
翼面積 29,4㎡
自重 2450kg
発動機 栄二十一型(離昇1,130hp)
最高速度 660km/h(高度6000m)
上昇力 6000mまで5分20秒
降下制限速度 1200km/h
航続距離 2200km
武装 胴体20mm機関砲2門(九九式二号四型固定機関砲、携行弾数各180発)
翼内7.7mm機銃2挺(九七式7.7mm機銃、携行弾数各700発)
「震電」の様な機体構造を「エンテ型」と呼ばれ空力的に優れる半面、主翼が失速しやすく操縦が難しい傾向にある。
とは言っても設計次第で現代ではイスラエル空軍の「クフィル」、アメリカ空軍「F-15 S/MTD」、スウェーデン空軍「サーブ 37 ビゲン」、ロシア空軍「Su-33、34、35、37、47」など名機も多い。
今回、私の製作した「震電」はプロペラ推進力による姿勢制御として垂直翼を機体下面前後に2枚と機体上部に垂直翼と水平翼の特性を併せ持った斜め翼を2枚装備。この前後の垂直翼の操作で急旋回や横スクロールなどが簡単に出来る仕組みとなっている。(※前にプロペラが付いている通常タイプの機体は、プロペラ推進による渦状の気流を主翼や垂直尾翼に当てることにより姿勢制御が出来るが、後方にプロペラを配置すると後方に向けて発せられる推進力となる気流の渦が機体を捻じ曲げようとする症状を引き起こす。事実実際の「震電」に於いても機体は斜めに傾く傾向が強く、これを抑える為には二重反転プロペラを採用するのが最も効果的だが当時の日本の技術では、ほぼ不可能に近いレベルであった様である。) 図1 20mm機関砲弾の携行弾数を増やす仕組み。 図2 主用装備図面
現代の戦闘機では標準装備の搭乗員脱出装置を装備。
また、防弾装備を施した零戦最終型である54型よりも300kgも重い機体となっており降下制限速度向上に向けての機体強度及び対被弾性能を向上させています。
なお、アメリカでも同時代に「震電」タイプの試作が行われていました。(写真下)
カーチス社の製作によりXP-55として試作機3機が製作された。(うち1機は失速試験中に墜落) スペックとしては
全長:9.01 m
全高:3.53 m
全幅:12.36 m
翼面積:21.83 m²
自重:2,882 kg
全備重量:3,597 kg
エンジン:アリソンV-1710-95 液冷V型12気筒 1,275 hp
最大速度:628 km/h
航続距離:1,022 km
実用上昇限度:10,912 m
乗員:1名
武装:
12.7mm機関銃 × 4
と、言う事で、今回の改造型「震電」でのスペックの参考にさせて頂きました。
・・・と、こんな感じでどうでしょうか(^^)
「zumi1093」さん、長らくお待たせしてしまって申し訳有りませんでしたが、こんな感じでまとめてみました。
今回の震災でもzumiさんの事でも痛感しましたのは「人は何時までも居るとは限らない」
と言う事。だから私達は今を、明日を大切にしてベストを尽くさなければならない。
私は甘かったと思う・・出来る事ならばzumiさんが生きておられるうちに完成させて喜んで貰いたかった・・・。
モデラーで無いのに私の下手なプラモデルと、その又下手な解説を何時も楽しいと仰って下さったzumiさん。
zumiさんがまた喜んでくれる事と信じて改造型「震電」を完成させる事ができました。
もし届くなら、天国で私の作った「震電」を見てやってください。
「zumi1093」さん、ありがとうございました。






この記事へのコメント
後ろ前のような独特のシルエットはたまりませんね~。
B29迎撃を目的としていただけあって大出力のエンジンと機体正面に並んだ20mm機関砲4門が火を噴いていたら・・・と想像してしまいますね。
私も震電大好きです(^^)v当時の日本は工業技術力の低さを設計で何とかカバーしていたので、震電も一年程前から試作に取り掛かっていれば屹度勇姿を見ることが出来たでしょう。現在はスミソニアン博物館でスクラップ状態で保存(?)されているそうで悲しい限りです・・・しかし世界的に見ても、これほど有名な試作戦闘機も無いのではないでしょうか・・・。
震電の考察、勉強になります。
製作と同時に論説を展開するオリジナルな記事は興味をそそります。
大阪日本橋のボークスでも「震電」の特別ブースをかなりの展示スペースを割いてやってましたよー。
大阪日本橋のボークスって知らなかったのでネットで調べました。
行ってみると1/32震電がありまして凄い迫力ではありませんか!今度大阪に出張する機会があったら是非時間を作って行ければと思います。
面白い情報有難う御座いました(^^)/新作頑張ってください。